YOSHIFUMI OGAWA

小川義文・写真家

911 / Cayenne (930型 1988年式 / カイエン・トランスシベリア ラリーカー)

東京生まれ。写真家。内外のさまざまな自動車を撮影している。またラリー・ドライバーとして「パリ・ダカールラリー」「トランス・シベリアラリー」などに出場した。著書には「写真家の引き出し」「小川義文自動車」など。日本広告写真家協会、日本自動車ジャーナリスト協会会員。
(photo by shinichi yasuda)

911は、クルマ好きなら誰しもが一度は乗ってみたいと思うもの

1964年、東京オリンピックの時に国立競技場前の大通りを疾走する911の後ろ姿が、私とポルシェとの最初の出会いでした。都会生まれの私は、街中を走る911を見て育ちました。高性能なスポーツカーに憧れを抱いたのと同時に、911を駆る大人の自分という夢を抱きました。それから911に対する慈愛は、どんどん膨らむばかりでした。

自動車写真家になり、仕事が軌道に乗った1988年に911のオーナーになることができました。911の素晴らしさは、卓越した速さに身をおくことによって、日常と非日常を1台で楽しめることです。過去に6台の911を乗り継いできました。すべて空冷エンジンのポルシェです。911に乗るために仕事にも打ち込みました。ポルシェを操ることに陶酔し、その時間には、子供の頃に味わった屈託のない幸福を感じることができました。はじめてオーナーになった911(930型)は、私にとってスポーツカーの理想像です。

私のポルシェストーリーにもう1台欠かせないクルマ、カイエンがあります。
長年に渡りポルシェの公式写真家としてあらゆる車種を撮影してきました。長年の趣味のラリーレイド参戦の実績とカイエンの進化を撮影し、確かめてきたことが評価され、2007年と2008年の「トランス・シベリア・ラリー」(モスクワからモンゴルまでの大自然を走破する大陸横断ラリー)にチーム・ポルシェ・ジャパンとして出場しました。長年のラリー経験が功を奏したのか、結果は2年連続ベストテン入賞できました。ポルシェが制作したラリーカーでラリーレイドに参加できるという奇跡的な夢の実現を果たしました。カイエンのポテンシャルが高いからこそ、それなりの成績を収めることができました。

Q.おすすめドライブルートやレストラン、今後ポルシェで行ってみたい場所を教えてください。

福島県の裏磐梯です。裏磐梯高原を中心に雄大な自然の広がる山々や湖などをめぐるドライブルート。裏磐梯の山並みを縫うパノラマコースから湖沼地帯を走り抜けます。東北道・福島西ICから磐梯吾妻スカイランから磐梯吾妻レークラインへ。ポルシェに最適な素晴らしいドライブコースです。
レストランは裏磐梯の「モントレー」で黒毛和牛のハンバーグがおすすめです。

Q.趣味や興味のあることは?

ゴルフ、映画鑑賞、音楽鑑賞

Q.ドライブでよく聞く音楽は?

ジャズ、ピアノ