21st STORY STORY BY いいくん

栄枯盛衰

1951年生まれ、団塊の世代直後の恐らく日本が一番栄えた時代を、食糧難で飢えることもなく、先輩を押しのけて先頭に立つこともなくあと半年で人生のゴールと考えていた70歳をむかえます。その中で、常に供に暮らしてきたのは車でした。

新しもの好きで、ターボ付き4ドアセダン、ワゴンタイプの四駆、高速道路通勤をきっかけに欧州車、とはいっても購入できたのは当時公務員の車といわれたA、それでもトルコンが壊れてうごかなくなるまで9年間、たいした故障もなく10万キロ近くを無事走破しました。

車を乗り換える時「いつかはクラウン」のキャッチフレーズがどこからともなく聞こえてきますが、一度も国産T車のショールームへ足を運んだことはありませんでした。といって「いつかはポルシェ」にも縁がありませんでした。

話がかわりますが、1998年長野で冬期オリンピックがなんとか開催されましたが、その前後に仕事の関係もあり、毎冬数週間志賀高原を訪れておりました。バブル景気から10年、ここ志賀高原にも焼額山スキー場と付随したホテルの新設、さらに奥志賀にも地元電鉄系のホテルに対抗してスイスのシャーレそのもののおしゃれなホテルも営業をはじめ、一躍国際リゾート地として名を知られるようになりました。そんな中で、昔から伝統的な洋風ホテルとしてさかえていたのが志賀高原ホテルでした。

国道から門を入って専用道路を少し登るとホテルの石造りのエントラントあり、ドアを開ければ大きな暖炉と落ち着いた雰囲気のロビーが迎えてくれる、火かき棒での火遊びも楽しい想い出です。バブルがはじけ、オリンピックが終わっていつしか廃墟となりかけていましたが、地元の人々の整備のおかげで、記念館としてひっそりと今でもそのしゃれた姿を見ることができます。今年、最新のポルシェで訪ねて思わず表題の言葉がうかびました。

話を戻すと、路上で動かなくなったAのつぎに同じA80からA4に乗り換えるとこれが眼からうろこの運動性能の高い車で、このころから、高性能の車に興味をもつようになりました。となれば思い通り曲がる、止まる、のポルシェに憧れるのは当然で、人生後半、多分自分で車を運転するのはこれが最後と思いますが、ドライブを少し緊張しますが、大いに楽しんでおります。

2018年カレラ誕生70周年で開催されたThe Rally -Amazing Moment-にも参加、運転席は息子に譲りましたが、ポルシェ911を愛する人々の中であらためて自分のポルシェを運転できる幸せを感じ、これからも大勢の人々に感動を与え続けていただきたいと願っております。

STORY BY いいくん / 車種 : 911 Carrera S(2020年)

おすすめドライブルートやレストラン、これからポルシェで行ってみたい場所を教えてください

夢はヨーロッパのアルプス越えですが、現実的には伊豆半島松崎R138から海沿い県道10南伊豆

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最近ではユーチューブやアイチューンのプレイリストに選曲任せて

Porsche Trivia

ポルシェを経営危機から救った996型911

90年代前半に北米市場での販売不振から経営危機に陥っていたポルシェ。
911はごく一部の車好きしか買わないマニアックなスポーツカーという印象になってしまっていました。

復活の起爆剤となった「ボクスター」のコンポーネンツを一部使用して1997年に生まれたのが、ポルシェ史上初の水冷エンジンを積んだ911【996型】でした。

目論見は見事的中、北米市場を中心に大ヒットを記録しました。
デザイン面などでも歴史上最もファンから批評された996型が、現在に続くポルシェの礎を築きました。
近年改めて996型を見直す動きが活発ですよね。

Today's Gift

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クラッチバッグ

1897年、英国で創業したグローブ・トロッターは、英国王室をはじめとしたセレブリティや、世界中のトラベラーに愛され続けています。ブランドアイコンはもちろんトラベルケースですが、熟練の職人たちが作る旅に重宝するレザーアイテムもまたブランドの誇りです。
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